LinuCエヴァンジェリスト・Open Source Summit Japanボランティアリーダーの鯨井貴博@opensourcetechです。
はじめに
今回は、Raspberry Pi PicoでMicroPythonを使ってどんなことが出来るのか調べてみます。
MicroPython
MicroPythonは、Raspberry Pi Pico などの組み込みハードウェア上で直接実行されるPython3プログラミング言語です。
https://www.raspberrypi.com/documentation/microcontrollers/micropython.html
Raspberry Pi Pico
Raspberry Pi Picoは、実行するプログラムをファイル転送してやることで実行することが出来るようになっています。
https://www.raspberrypi.com/documentation/microcontrollers/raspberry-pi-pico.html#raspberry-pi-pico-w-and-pico-wh
実際にやってみると、以下のようになります。
Hello worldを実行してみる
Lチカ
Raspberry Pi PicoのMicroPython
MicroPythonを利用可能な状態にセットアップしたRaspberry Pi PicoへThonnyでアクセスすると、以下のように利用できるモジュール一覧を取得することが出来ます。
https://thonny.org/
なお、本日時点でのMicroPythonのバージョンはv1.21.0です。
搭載されているRP2040マイクロチックで実行可能なrp2モジュールなどの利用が可能です。
https://micropython-docs-ja.readthedocs.io/ja/latest/library/rp2.html
https://docs.micropython.org/en/latest/rp2/quickref.html
https://micropython-docs-ja.readthedocs.io/ja/v1.16ja/rp2/quickref.html
利用可能なモジュールについては、以下で利用方法などを知ることが出来ます。
https://docs.micropython.org/en/latest/library/index.html
コマンドを実行してみると、以下のようになります。
お手軽なPython環境としても使えるし、センサーや液晶ディスプレイを接続したIoTとしてももちろん使うことが出来る面白いデバイスですね♪