こんにちは、LinuCエバンジェリストこと、鯨井貴博@opensourcetechです。

9/3 ストリングスホテル東京インターコンチネンタル(品川イーストワンタワー26F)にて開催された NGINX東京ハッピーアワー「DevOpsプラクティスによるクラウドでのKubernetesの利用」に参加してきました。
https://www.eventbrite.com/e/nginxdevopskubernetes-registration-68777219515#

イーストワンタワーは仕事でちょこちょこきたことがありましたが、
インターコンチネンタルは初めてきました。
むっちゃ綺麗ですね。



奥の通路に入っていくと受付です。



受付では、Tシャツも頂きました!

そして、いよいよ開幕です!

中島さんの挨拶からスタート。
F5として初めてのイベントとのこと。

セッションのスピーカーは、テクニカルソリューションズアーキテクトの鈴木さん。

Kubernetesで使えるNGINX+である「NGINX Ingress コントローラー」をデモを交えて解説してくれました。

まず、NGINX Ingress Controllerの比較。
Kubernetesコミニティ版・F5/NGINXコミニティ版・商用版の3種類があり、
それぞれ機能に差分があります。
Kubernetesコミニティ版があるあたり、この界隈の活動がとても活発であることを感じさせてくれますね。

そして、使われるパターンとして、ファブリックモデル・Proxyモデル・Router Meshモデルなど紹介してくれました。



そして、Kubernetes環境におけるステップアップ例の紹介。



そして、NGINX Ingress Controller 1.5.0の機能紹介。
ここ(https://www.nginx.com/blog/announcing-nginx-ingress-controller-for-kubernetes-release-1-5-0/)からの抜粋。

F5とNGINXの使い分けについて。


NGINXのHTTP/3.0対応予定について。

そして、デモ。


デモでは、NGINX Ingress Controllerを使ったURL/Hostnameベースのルーティング、セッション維持、カスタム機能(Custom Resource)による重み付け分散やカナリヤリリース・リクエストメソッド(GET/POST)によるルーティング、Prometheus/Grafana/Datadogなどによる監視・可視化を行ってくれました。
実際に動いているものがあると、動作のイメージがつきやすくていいですね。

その後は、ネットワーキング♪
ちょっとお酒も入って、いろいろな方とコミニケーションを取ることが出来ました。
クラウド環境でNGINXを使っている方やこれから教育系で使おうとされていたり、いいですね。




夜景もベリーグッドです!

おわりに
デモ見て、kubernetes + NGINX Ingress Controllerを使ってみたくなったので、
早速、kubernetesから勉強開始。

シンプルなところから、kubernetes + nginxで動かしてみました。
CNCFの全体像も把握してみたいところです。
後日、別の勉強会(Envoy/kiali/Opentracing)にも参加出来て、理解が深まりました。
次のイベントは、来週開催されるNGINX Conf2019の内容ベースのものかなと楽しみにしつつ、アナウンスを待ちたいと思います。
NGINX Conf 2019 - Sep. 9-12, 2019 - Seattle, WA | NGINX