こんにちは、LinuCエバンジェリストこと、鯨井貴博@opensourcetechです。
今回は、openSUSE関係の方々と話をする中で興味が湧いてきたので、
openSUSE Leap 15.0をインストールしてみます。
ちょっとした検証などでは使い慣れたCentOS(最近は特に縛りがなければ7が多い)、ラズパイではRasbian(Debianベース)など使ってますが、
実はopenSUSE あまり操作したことがなかったんですよね。
openSUSEとは?
Linuxディストリビューションの一つで、
商用版のSUSEの コミニティーバージョンとでもいう位置づけでしょうか。
(Red Hat Enterprise Linux に対する CentOSと同じようなポジションかな?)
関係するLinkは、以下です。
https://ja.opensuse.org/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8
最近では、
Microsoft Azure向けに最適化されたLinuxカーネルをリリースしたりと、
ちょっと話題になってます。
openSUSE の種類
openSUSEは、
Tumbleweedという最新バージョンを使うもの(ローリングリリース)と、
Leapという安定バージョンの2種類があります。
The makers' choice for sysadmins, developers and desktop users.
※今回は、Leapを使用します。
openSUSE Leap のダウンロード
以下からISOイメージを取得でき、
・DVDイメージ
・ネットワークイメージ
・ライブ版(Gnome / KDE / Rescue Live CD)が用意されています。
※今回は、DVDイメージを使用。
ダウンロードされた、DVDイメージです。
openSUSE Leap のインストール
インストールは、Virtualbox上の仮想マシンに対して実施します。
今回は、メモリ2GB ディスクスペース40GBというマシンを用意。
※Virtualbox上での仮想マシンの作り方については、以下を参照ください。
仮想マシンの起動後、スタート画面が表示されます。
Installation を選択し、Enter。
起動ログが流れます。
言語設定・キーボード設定・ライセンス同意
とりあえず、日本語にしておきます。
メッセージに従って、ちょっと待ちますw
ユーザインターフェイスの選択
今回は、「KDE Plasmaを利用するデスクトップ」を選択。
パーティション設定の提案
※「の提案」というワード、なくてもいいんじゃないかなぁ。と呟いてみるw
こちらもカスタムせず、そのまま次に進みます。
NTPサーバと同期
タイムゾーン設定
この世界地図、綺麗ですね。
学生時代に見た 地理などの教科書にあったものを彷彿させますw
ローカルユーザ(一般ユーザ)作成
インストール設定の最終確認
この画面、詳細に書かれていていいですね。
インストールの開始
インストール作業
2,300超のパッケージがインストールされます。
再起動
起動画面
デスクトップ
スタートメニュー
システムを見ると、
パッケージ管理マネージャーである「YaST」やコンロール「Konsoleなど」があります。
Konsole
YaST
※管理者権限(su -など)で実行の必要あり。
インストールしてみた感想
・デスクトップ画面が綺麗!(デスクトップLinuxの一つの候補として良さそう)
---->openSUSEな方々によると、結構デスクトップとして使っている方がいるようです。
・ローリングリリースがあり、最新版を利用する仕組みもありGood!!
・初めて使うLinuxディストリビューションということで、めっちゃ新鮮!!!
今後やってみたいこと
・YaST(zypperコマンド)を使ったパッケージインストール
・サーバ構築
YaST関連リンク
https://ja.opensuse.org/Portal:Zypper