こんにちは、LinuCエバンジェリストこと、鯨井貴博@opensourcetechです。
先日、Japan Digital Designの開催する勉強会 JDDStudy#6に参加してきましたので、
そのレポートです。
アジェンダは、以下の通り、
2本のセッションの後にQAタイムという流れです。
オープニング
まずは、オープニング。
上原CEOからJDDで行なっている活動(事業)について。
めちゃくちゃ簡単にまとめると、
HPのトップ画面に掲載されている以下のメッセージが一番しっくりくるかなと感じました。
第1部 超高速プロトタイピング
1つ目のセッションは、「超高速プロトタイピング」。
超高速プロトタイピングとは、
製品やサービスのテストモデルを1〜2日という超短期間で作り上げる手法とのことです。
こちらに ちらほら出てきますが、
超高速プロトタイピングを行うには「特殊な訓練を受ける必要がある」とのことwww
※なお、「特殊な訓練」についてはQAで青木さんから回答があったのですが、色々なことに興味を持ち 食わず嫌いせずにやっていけばプロトタイピングは出来ると思いますとのことです。
閑話休題。
プロトタイプの完成度は、目的によって変わってくるとのこと。
続いて、プロトタイプの利点。
吹き出しを使っていることからも伝わってきますが、「いいこといっぱいだぜ!」とのことです。
※こちらの動画では語らわれてますが、デメリットもあります。
その後、Web編・ハードウェア編それぞれ、主に利用しているサービスや製品の紹介。
この辺りの情報は、普段インフラを中心に扱うことが多い私としてはトレンドがわかり嬉しいところ。
実際に作成したプロトタイプとして、
投げ銭アプリ・QRコードによる決済端末の紹介がありました。
そして締めは、プロトタイピングに関する懸念と楽しさ。
第2部 伝統×IT 二条城に無人カメラ
第2部は、松原さんより「二条城に設置した無人カメラを使った事例」の話。
以下で紹介されている実証実験の話です。
桜が散るまでにやろうという約10日間という短い期間で行なったとのことです。
京都の二条城で無人カメラを使ったサービスで寄付の実証実験をしてきた話 | Japan Digital Design株式会社
まず、無人カメラを使ったサービスの仕組みから。
ざっくり紹介すると、
自身のスマホ上でボタンを押し、遠隔カメラのシャッターを切り、
撮影した写真をダウンロード出来るサービスです。
以下が、実験初日のブース。
写真を撮れるのはわかるのだけど、「どこで何をすればいいのか?」などが伝わらず苦労したとこと。
そして、実験2日目に向けての改善。
改善後は、ブースへの誘導もサービス利用における説明も不要になったとのこと。
よく見ると、「桜が散るまでに」ということで行なっていたとのことですが、
写真などには一切桜が出てこないという事案が発生していますw
確かに最近の使っていていいなぁと感じるサービスや製品って、
わざわざマニュアル読む必要もないし、画面を見ただけで直感的に操作できるものが多いような気がしますね。
QAタイム・懇親会
ここからは立食形式で飲食を行いながらのQAタイム。
楠さんの乾杯で開始されました。
ちょうどお腹が時間だったので、お寿司美味しかったです!w
QAタイムの様子は、以下で見ることが出来ます。
二条城事例の裏話・青木さんが受けたという特殊な訓練・巷を騒がす○Payの話題・Suica最強説などなど、多くのQAがありました。
終わりに
気がつけば、あっという間に閉幕の時間。
武田副社長の一本締めで終了。
楽しいひと時でした。
当日の様子は、以下のTogetterにもまとめられています。
#JDDStudy #6 JDDのR&Dにおける取り組み (3ページ目) - Togetter
今までのJDDStudyは、ブロックチェーンなどの話題が多かったのですが、
事例ベースのものもいいですね!
なお、過去のJDDStudyが木になる方は、
以下でチェックしてください。
JDDStudy の検索結果 - Opensourcetechブログ
おまけ
決済端末の実物があったので、写真撮らせてもらいました。
初号機。
3号機。
5号機。
しかし、JDDStudy行くときいつも迷うのは気のせいだろうか。
夜の日本橋、どっち向いてるかすぐ方向を見失ってしまうんだよなぁw