こんにちは、LinuCエバンジェリストこと、鯨井貴博@opensourcetechです。
今回は、Zabbix 4.0 LTSにおけるマップの作成方法の紹介です。
マップの作成
マップの作成は、監視データ > マップから行います。
右上にある「マップの作成」をクリックします。
必須項目には、赤い※がつけられています。
所有者:Adminが選択されているので、必要であれば他のユーザーを追加
名前:任意
幅・高さ:デフォルト値の800・600から変更するようであれば変更
上記を記入したら、「追加」をクリックします。
共有タブでは、共有するユーザーグループやユーザーの追加などが行えます。
作成したマップが登録されました。
作成したマップをクリックすると、以下のようにグリッド線が引かれたマップが表示されますが、まだアイコンなどは配置されていない状態です。
アイコンの追加は、上部にある「アイコン:追加」をクリックすればでき、
以下のように縦長のサーバーらしき筐体に新規要素という名前が表示されたものがマップ上に現れます。
そのアイコンをクリックすると、以下の詳細を設定するメニューが開きます。
タイプ:ホスト(対象ホストの全トリガー)
ラベル:マップ上に表示させるアイコンの名前
ラベルの位置:上下左右から選択
ホスト:登録されている監視デバイスのどれかを選択
アイコン 標準:表示するアイコンのデザインを選択(ネットワークやサーバーなどとそのサイズを選択できる)
座標:マップ上で動かすことができるのである程度適当で良さそう
上記を設定の上、「適用」をクリックします。
また、アイコン同士を接続するリンクを作る場合には、
対象のアイコンを複数選択した状態で「リンク:追加」をクリックします。
描きたいアイコンやリンクなどを作成すれば、以下のようになります。
完成したマップを保存するには「更新」をクリックし、
以下のポップアップが出れば完成です。
なお、アイコンなどの各項目については、以下のドキュメントに記載されています。
※2.2より新しいバージョンのものは作られていないようです。
1 ネットワークマップの設定 [Zabbix Documentation 2.2]