こんにちは、 鯨井貴博@opensourcetechです。
※2018年の開催日程等は、以下から確認出来ます。
http://apac.juniper.net/APAC_SEC-Unified_EVT_2018Q2_JP_Security_Seminar
本日、Juniper Networks主催のセキュリティセミナーが開催されていたので、
参加してきました。
ジュニパーネットワークス主催 【ジュニパーセミナー】クラウド時代の企業ネットワークの作り方〜 Office365 性能問題の解決、マルウェア対策の自動化
プログラム内容
1.「簡易SD-WANによるクラウドアプリケーションのトラフィック制御 - Office 365対策」
2.「標的型攻撃対策/IoTセキュリティを実現するSDSN 〜 脅威検知とポリシー施行の自動化」
3.「LTE対応で拡がるセキュアルーターの新しい使い方と、拠点向け製品ラインナップのご紹介」
1.「簡易SD-WANによるクラウドアプリケーションのトラフィック制御 - Office 365対策」
このセッションでは、以前私も調べてみたSD-WANの簡易版である簡易SD-WANというソリューションの紹介でした。
「クラウド化だーーー!」という号令のもとOffice365などを導入したものの、
セッション数が爆発的に膨れ上がり、Proxyなどで遅延が発生してしまうという悲しい事例の話から、その解決策(JuniperのAppRoute/APBR)というソリューションで出来るらしい)まで紹介がされておりました。
その他、QoS機能に関する紹介もありましたが、アプリケーション識別が出来るってすごいですな。
探して見ると、atmarkITにも記事としてアップされていました。
2.「標的型攻撃対策/IoTセキュリティを実現するSDSN 〜 脅威検知とポリシー施行の自動化」
続いて、JuniperのセキュリティソリューションのSDSNが紹介されていました。
ここではPCなどの各端末でのエンドポイントセキュリティの限界や、FWやUTMなど従来型セキュリティでは対応出来ない脅威・社員などNWの内側からの脅威など、これまでのセキュリティでは対処出来ない事例の紹介がありました。
また、IoTデバイスの増加やBYOD(社員の持ち込み端末)もセキュリティポリシーが適用できないので対応が必要とのこと。
確かに、その通りだな。。。。
で、肝心のソリューション(SDSN)ですが、
ズバリ、「面(ネットワーク全体)で守るセキュリティ」(しかも、クラウドのセキュリティサーバと連携しゼロディにも対応しているらしい)とのこと。
デバイスのMacアドレスやIPアドレスを追跡して、二次感染等を防げるのは凄いなぁと感じました。
セミナーの冒頭でどれくらいの脅威があるのかという数字が示されていたのですが、
以下のようにデータとしてまとまっていると分かりやすくていいですね。
3.「LTE対応で拡がるセキュアルーターの新しい使い方と、拠点向け製品ラインナップのご紹介」
最後は、セキュアルーターのSRXの紹介。
拡張モジュールを使ったLTE通信に対応していたり、「1.」で話のでたアプリケーション識別によるルーティング・QoS、セキュリティやら、なんでもこなす凄い機器ですね。
日本語マニュアルも整備されているので、使用するハードルも高くなさそうですね。
※上記のまとめサイトも作ったのでよかったらご利用ください。
2時間という短時間のセミナーでしたが、中身の濃いセミナーでした。
12/5(水)と12/12(水)にも開催されるようなので、ご興味のある方は申し込んでみては。
ジュニパーネットワークス主催 【ジュニパーセミナー】クラウド時代の企業ネットワークの作り方〜 Office365 性能問題の解決、マルウェア対策の自動化