こんにちは、鯨井貴博@opensourcetechです。
今回は、fdiskのGPT(GUID partition table)対応ツールである、
gdiskの操作をしてみます。
土台となるOSとしては、
CentOS6.6(64ビット)を使用しています。
まず、gdiskがインストールされているか確認します。
rpm -q gdisk
インストールされている場合は、
yumなどでインストールして下さい。
まだパーティションに分割されていないハードディスクとしては、
/dev/sdb(8GBのハードディスク)を使用します。
gdisk /dev/sdb
「?」とすればヘルプが表示されます。
とりあえずは、最低限以下を把握出来れいればよいかと思います。
d:パーティションの削除
n:パーティションの追加
p:パーティションテーブルの表示
q:変更を保存せずに終了
w:保存して終了
まず、一つ目のパーティションを作成します。
n
⇒ エンターキー(パーティション番号をデフォルト入力
⇒エンターキー
(First sectorをデフォルト入力、34から使用可能なのだが、MBR用に2047までは確保した方がいいらしいです。
⇒+1G(今回は1GBのサイズを指定)
⇒エンターキー(タイプをデフォルト入力、Lとすると一覧が表示されます)
pで作成後の確認をします。
その後、同様に1GBのパーティションを8個作成すると、
以下のようになります。
そして、「w」でパーティションテーブルを保存します。
「gdisk -l /dev/sdb」でもパーティションテーブルは確認出来ます。
「parted -l」でも同様の事は可能です。
X(グラフィック)環境を使用されている場合には、
EPELレポジトリを使えるようにレポジトリファイルを追加すると、
gpartedがインストール出来ます。
Applications > System Tools > GParted Partition Editorから
GPartedを起動すると、以下のようにグラフィックを使用しパーティション操作が可能となります。