こんにちは、LinuCエバンジェリストこと、鯨井貴博@opensourcetechです。
今回は、Zabbix 4.0 LTSで追加された ダッシュボード ウィジェット(SVG Graph)を使ってみます。
https://support.zabbix.com/browse/ZBXNEXT-4588
https://www.zabbix.com/documentation/4.0/manual/introduction/whatsnew400
グラフ化するデータ
以下の2記事で設定した温度・湿度・照度・輝度をSVGグラフにします。
zabbix_senderでRaspberry PiのセンサーデータをZabbix Serverへ送信する(1) - Opensourcetechブログ
zabbix_senderでRaspberry PiのセンサーデータをZabbix Serverへ送信する(2) - Opensourcetechブログ
ウィジェットの追加
ダッシュボードの右上にある「ダッシュボードの変更」をクリックします。
続いて、ウィジェットの追加をクリックします。
ウィジェットの追加が表示されます。
タイプを「グラフ」に変更します。
「ホストパターン」と「アイテムパターン」を選択し、追加をクリックします。
すると、ダッシュボードにSVGグラフが追加されます。
従来のグラフに比べると綺麗だし、マウスポインターを持っていくとその時間におけるデータも表示されて便利です。
これ、いいですね!
おまけ
今回みたいに数値の範囲に違いがあるデータを1つのグラフにすると、
以下のように730℃とか ものすごい温度表示になってしまいますw
なので、以下のように分けてウィジェットを追加した方がみやすいかもしれません。
※複数のデバイスから同じデータ(温度など)を1つのグラフにまとめるのはありと思います。