こんにちは、LinuCエバンジェリストこと、鯨井貴博@opensourcetechです。
今回は 構築済みのZabbix 4.0 LTSに対して、監視対象のホストを追加する方法の紹介です。
なお、Zabbix 4.0 LTSの構築から行う方は、以下の記事をみてください。
監視対象①Network Device(Juniper Junos)の追加
juniper SRXで稼働している Junosを監視対象とする場合には、SNMPなどを使用します。その為、Junosには予めSNMP関連の設定を導入しておきます。
※以下は、設定のサンプルです。
set snmp location lab
set snmp contact "zabbixadmin@test.local"
set snmp community public authorization read-write
設定 > ホスト とクリックし、ホスト画面を表示します。
そして、右上にある「ホストの作成」をクリックします。
ホスト設定では、最低限必要なものに赤い※印がつけられています。
ホスト名:任意
グループ:作成するか、既にあればそこから選択する
インターフェイス:今回はSNMPを使うので、IPアドレスのみ入力しています。
続いて、テンプレートタブに移動します。
ここでは、使用するテンプレートを選択します。
今回は、Generic SNMPv2のみを選択しました。
選択後は下に表示されている「追加」という文字をクリックすることをお忘れなく。
これ、地味に大切です。
そして、一番下にある「追加」をクリック。
すると、ホストが追加されます。
なお、追加直後はまだ エージェントの状態のSNMP欄は変化しません。
しばらく待つと、SNMP経由で疎通が取れるようになり、以下のようにSNMP欄が点灯します。
監視対象② Linux Serverの追加
Linux Serverを監視対象とする場合は、zabbix-agentなどを利用します。
エージェントのインターフェイスのところにIPアドレスを記入する以外、基本的には①と同じです。
テンプレートも、Linux Serverやそのサーバー内で動かしているアプリなどを選択し、追加をクリックします。