こんにちは、鯨井貴博@opensourcetechです。
今回は、HTML5技術を活用し開発されているLinuxディストリビューションである、
Linux DeepinをVirtualbox上の仮想マシンにインストールしてみます。
Linux Deepinは、Ubuntuベースである、HTML5をベースにしているDDE(Deepin Desktop Enviroment)が使用されている、Mac風のデスクトップ環境などの特徴があり、
デスクトップLinuxを探している方にとっては一つの選択肢となりうるディストリビューションかと思います。
DeepinのISOイメージですが、
http://www.linuxdeepin.com/index.en.htmlからダウンロード可能です。
必要なハードウェアスペックとしては、
最少ではIntel PentiumⅣ 2.0GHz、512MBRAM、5GBのHDスペースですが、
推奨はIntel core 2 Duo、1GBRAM、20GBのHDスペースとなっております。
また、最新版は8月にリリースされた2014.1となっており、
64ビット版や最新版以外を使用したい場合は
http://www.linuxdeepin.com/download.en.htmlから取得出来ます。
Virtualbox上での仮想マシンは、1GBRAM、HD20GBとしました。
そして、起動。
debianという表記がありUbuntuベースということが確認出来ます。
続いてインストールに使用する言語を英語、中国語、イタリア語、スペイン語、ポルトゴル語など10個の中から選択します。今回はほかのものだと分からない可能性があるので、英語としました(笑)
その後、Mac風のデスクトップ画面が表示されますので、
Install Deepinをクリックします。
まずは、キーボードの選択。
Japaneseを選択します。
そして、ユーザー名・パスワード・ホスト名を設定します。
また、ロケーションも設定します。
今回はTokyoとしました。
第2ステップでは、
インストールするHDを選択します。
ここまでで問題なければ、OKとしインストールが開始されます。
インストール中にはDeepinの機能について説明が行われます。
ディスクを取り出し再起動すれば、インストール完了となります。
なお、途中で「Installation Failed」となりインストール失敗となる場合は、
地球儀のようなアイコンからネットワーク接続を確立した上でインストールをしてみて下さい。